授業で使えるWebサイト10選

仕事効率化
たくま
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こんにちは!小学校教員のたくまです。

現在、小学校では、1人1台のタブレットが配付されているので、簡単にWebサイトにアクセスすることができます。そこで、今回は授業で活用できるWebサイトを紹介していきたいと思います。

低〜中学年向けのWebサイト

たくま
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初めに、低〜中学年で活用できるWebサイトを4つ紹介します。

画像の下にあるURLからそのWebサイトにアクセスできます。

ものすごい図鑑

「ものすごい図鑑」はWebサイト上で、昆虫を詳しく調べることができます。低、中学年の生活科や理科では、学校の周りにいる生き物を観察する単元があります。学校の周りの生き物は種類が限られますし、雨天の時は観察することができません。「ものすごい図鑑」を活用すると、教室にいながら観察することができます。昆虫の体を360°回転させたり、拡大、縮小させたりすることができます。さらに、昆虫の生息地や特徴をまとめた動画も視聴することができます。

ものすごい図鑑 カブトムシ/NHK for School https://www.nhk.or.jp/school/zukan/beetle/

日本地図

「日本地図」を活用すると、「県庁所在地」、「都道府県」、「場所」の3つを結びつけて覚えることができます。最初に県庁所在地名が表示され、該当する都道府県の場所をタップしていきます。正解なら次の県庁所在地名が表示され、不正解だとタップした都道府県名と、県庁所在地名がある都道府県名を教えてくれます。不正解の都道府県は黄色で表示されるのでどこを間違えたかも確認することができます。ゲーム感覚で学習することができます。

https://www.sendai-c.ed.jp/~webtest1/web0205/file/japan/japan2.html

地理院地図

「地理院地図」は現在の地形と昔の地形を比べたいときに活用できます。年代を現在と昔それぞれ選び、昔の年代の透過率を100%から0%にすると、現在の地形から昔の地形に変わっていきます。中学年の社会科では、自分の住んでいる地域を調べる学習があります。現在は家が多いけど、昔は田んぼになっていたことなど、今と昔の地形の違いを見つけるのに役立つと思います。

地理院地図/GSI Maps/国土地理院
https://maps.gsi.go.jp/#14/35.689445/139.691666/&base=ort&ls=ort%7Cort_old10&blend=0&disp=11&lcd=ort_old10&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f2&d=m

動物 SILHOUETTE DESIGN

「動物 SILHOUETTE DESIGN」は図工の絵を描くときに、描きたい動物や物があるけど、イメージが分からない子の支援に活用することができます。様々な種類の絵のシルエットがあり、同じ動物でも、立ったり、走ったりなど豊富な動作を閲覧することができます。シルエットだけなので、顔の表情や体の模様は自分で工夫して描くことができます。

馬のシルエット素材 その1ーSILHOUETTE DESIGN https://kage-design.com/2015/01/01/horse1/

中〜高学年向けのWebサイト

たくま
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次に中〜高学年で活用できるWebサイトを6つ紹介します。

Scratch(プログラミング)

「Scratch」はプログラミングでよく使われていますがWebサイトでも使うことができます。「Scratch」は正多角形の作図に活用することができます。紹介するWebサイトでは、既にプログラムが組まれているので、1cmや2cmの長さを入力すると正三角形が描けるようになっています。(初めからプログラムを組むとそれだけで授業時間が終わる可能性もあります。)まずは正三角形で練習し、慣れてきたら、正五角形や他の正多角形を作図することで、正多角形の内角や内角の和の関係について考えることができます。また、発展問題として、長方形やひし形の作図をするのもいいと思います。

小5算「正多角形(長さ指定、内角自由)on Scratch https://scratch.mit.edu/projects/251145073/editor

バーチャル自動車工場見学

小学校第5学年では、社会科で「自動車工場」について学習する単元があります。「バーチャル自動車工場見学」では、Googleマップのような操作性で、自動車工場の中を見学することができます。説明だけでなく、動画も視聴することができ、社会科見学で自動車工場に行けなかったとしても、それに近い体験をすることができます。

ようこそSUBARU工場へ!https://my.matterport.com/show/?brand=0&f=0&play=1&m=CCt5myrNwtF

ひらひらのひらがなめがね

中学年〜高学年では、総合的な学習の時間で自分が設定したテーマ、社会科や国語科でも調べ学習があります。インターネットで調べ始めしばらくすると、「この漢字が読めません」と質問する子が出てきます。彼ら一人一人に対応していると、個別に指導が必要な子に支援することが難しくなります。「ひらひらのひらがなめがね」では、調べているWebサイトのURLを入力するだけで、そのWebサイトに振り仮名をつけることができます。さらにそのWebサイトから他のページに移っても振り仮名をつける機能は継続しています。中学年はコピー&ペーストの仕方を指導する必要がありましたが、高学年だとスラスラと進めていました。

ふりがな 付けます  https://www.hiragana.jp/

人体のしくみ

小学校第6学年では、理科で「人の体のしくみ」を学習する単元があります。ここで紹介するWebサイトでは、人体のしくみを動画や文章で詳しく説明してくれます。人の体の働きについて調べ学習をする時にもおすすめです。私は理科の単元の終わりにまとめをノート2ページにまとめる活動をしているのですが、その時に活用しました。

JST-人体のしくみ- https://rika-net.com/contents/cp0040b/contents/index2.html

バーチャル国立科学博物館(日本館・地球館)

小学校第6学年では、昔の生物や化石について学習する単元があります。「バーチャル国立科学博物館」では、Googleマップと同じ操作性で、化石や昔の生物についての説明や動画を視聴することができます。日本館と地球館に分かれていて、幅広く調べることができます。

おうちで体験!かはくVR-国立科学博物館- https://www.kahaku.go.jp/VR/

すきるまドリル

「すきるまドリル」は無料で全学年の算数プリントや漢字プリントを印刷できるサイトです。普通のプリントの違いは、答えのQRコードがついていて、解き終わったら自分で丸つけできることです。私は課題が終わってしまった子たちへの追加の課題として活用しています。さらに、学校によっては子どもたちのタブレットから印刷できるプリンターもあるので、自分でプリントを印刷し、解いて、丸つけまで1人で行うことができます。

https://sukiruma.net/printserver/work-0604/bunsuk_1.pdf

まとめ

10のWebサイトを実際に使ってみると、その日のインターネット環境によってスムーズに動いたり、全然読みこまなかったりしました。(晴れの日はスムーズに進んだことが多かったです。)ただ、子どもたちがやり方を覚えるのは速かったので、これから使い続けて慣れていくことが大切だと感じました。

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