こんにちは。たくまです。
今回はKahoot!(カフート)を使ったクイズの作り方を紹介したいと思います。
Kahoot!(カフート)は
クイズ✖️ゲーム
といったイメージです。
子どもたちはクイズもゲームも大好きなので、熱中して取り組みます。
Kahoot!(カフート)はウェブ上からアクセスできるため、アプリをインストールする必要がありません。
そのため、どのタブレットからでもクイズに参加することができ、全ての自治体で行うことができます。
今回はそんなKahoot!(カフート)を先生が主導で作るのではなく、子どもたち自身で作る方法について、紹介したいと思います。
Kahoot!(カフート)でできること
Kahoot!(カフート)では、主にクイズを作ったり、答えたりすることができます。
記述ではなく、選択肢を選んで答えるクイズです。
ただクイズに答えるのではなく、そこにゲームの要素が加わります。
例えば、速く正解した人にポイントがたくさん入り、間違えた人にはポイントが入らなかったり、正解しても遅かったりするとポイントが低かったりして、ポイントを競うゲームがあります。
他にも、クイズに答えながらみんなと協力して、魚から逃げるゲームなど色々な種類があります。
学習と関係させるために、社会や理科の知識を問うクイズや、算数の九九、漢字などを定着させるためにKahoot!(カフート)を使いました。
また、「夏休みの思い出クイズ」や転校する児童に向けての「学校思い出クイズ」にKahoot!(カフート)を利用したこともあります。
子ども主体でKahoot!(カフート)の作り方
Kahoot!(カフート)は子どもが熱中して取り組みますが、クイズを教師が全て準備するとなると大変です。
問題のテンプレートもあって、そのまま使うこともできますが、「夏休み思い出クイズ」などの問題を作る時は使うことができません。
よって、ここでは子どもたち自身で自由に問題を作る手順を紹介したいと思います。
Googleフォームを使って問題を作る
子どもたちに問題を作ってもらうために、Googleフォームを使います。
Microsoftのフォームでもできます。
自治体によって使えるツールが異なるので、自分の自治体に合わせたものを使ってください。
最初の5つの質問は全て記述式で作ります。
1つ目は問題で、2〜4つ目は選択肢の1〜4になります。
実際のKahoot!(カフート)に当てはめると、1つ目に「日本の輸送用機械の生産額の割合1位は何県」、2つ目が「神奈川県」、3つ目が「東京都」、4つ目が愛知県、5つ目が栃木県となります。
そして、6つ目の質問は回答時間になります。
単位は秒です。
この質問はラジオボタンで作成し、必ず半角数字で入力してください。
また、問題文や選択肢に数字を使う場合も全て半角数字で入力してください。
半角数字でないとKahoot!(カフート)は読み込みません。
最後に7つ目の質問は問題の正解番号になります。
選択肢の1が正解なら1、選択肢の2が正解なら2となります。
この質問も回答時間の時と同じように、ラジオボタンで、半角数字作成します。
ただ、ここで子どもたちは間違うことが多いです。
なぜ間違ってしまうかというと、問題を選択肢の1と数えてしまうからです。
輸出用機械の生産額の問題で考えると、正解は3番の愛知県なのですが、問題を選択肢の1と数えると、質問6で「4」と入力してしまう子がいます。
このような答えの番号の誤入力は多いので、しっかりと説明する必要があります。
子どもたちが入力し終わるとこのような画面が表示されます。
「別の回答を送信」をクリックすると、また問題が作成できるので、早い子はどんどん作ることができます。
Kahoot!(カフート)テンプレート
クイズの問題や答えの選択肢を入力するKahoot!(カフート)専用のファイルをダウンロードします。
ダウンロードはKahoot!(カフート)で問題を作る画面からできます。
①問題を追加→②スプレッドシートをインポート→③テンプレートダウンロードの手順です。
テンプレートのファイル形式はExcel(Microsoft)、Googleスプレッドシート(Google)、Numbers(Apple)から選べます。
作った問題をGoogleスプレッドシードに書き出す
Googleフォームで集めたクイズをGoogleスプレッドシートへ書き出します。
Kahoot!(カフート)テンプレートにコピペする
先ほど書き出したGoogleスプレッドシートの問題、選択肢、時間、答えをコピーしてKahoot!(カフート)テンプレートにペーストします。
コピペしたカフートテンプレートを問題に追加する
最後に、問題を追加→スプレッドシートをインポートの手順で、今度はファイルを選択し、コピペしたカフートテンプレートを選択します。
このような手順で、子どもたちが作ったクイズをKahoot!(カフート)にまとめます。
まとめ
Kahoot!(カフート)を使い始めてから、子どもたちは熱中して取り組んでいます。
特に問題を作る際に、間違えた答えにしてしまうと、他の子たちが困るので、教科書やタブレットでしっかり調べながら活動している姿が見られました。
問題を解くときも、ゲームの種類によっては繰り返し同じ問題が出題されることがあるので、1度間違えても解き直すことができます。
私は学期末や理科や社会の単元の終わりにKahoot!(カフート)を使っています。
子どもたちが問題を作る時は、教師は特に何もやることはないので、事務作業が進められるので、仕事の効率化にもつながっていきます。
このように、子どもたちにも、教師にも良い効果が期待できます。
ぜひ、時間が余っていたら学級でやってみてください。
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